西尾-愛産大三河 観戦記(2022年秋季西三河地区2次T決勝戦)

8月26日に豊田球場で行われた第2試合、西尾-愛産大三河の観戦記です。
西三河地区の決勝戦。西三河地区のレベルがどんなものかを図りながらの観戦でした。

西尾
002001001|4 H14 E3
02000105X|8 H9 E3
愛産大三河

西尾
大村(3)、神谷峻(1)-廣瀬
愛産大三河
竹村(10)、富田(1)-末吉、長澤

投手成績
西尾
大村尚輝(2年) 7回1/3 118球 被安打7 四死球11 三振1 失点7(自責点5)

神谷峻希(2年) 2/3 12球 被安打2 四球0 三振0 失点1

愛産大三河
竹村蓮翔(1年) 5回 88球 被安打7 四球0 三振2 失点2

冨田康介(2年) 4回 73球 被安打7 四球0 三振1 失点2(自責点1)

(出場選手)
西尾
9伊豫田 7横山 4榊原 3神谷峻(1)→1 5大野 2廣瀬 1大村(3)→3 6永田 8佐藤
愛産大三河
9野澤(19) 4丸地 5石原航 6後藤 2末吉(12)→2長澤(2) 3戸田 8坂井 7朝鍋 1竹村(10)→H杉山(18)→1富田(1)

(試合経過)
2回裏、無死1塁から7番坂井がタイムリー2ベース。エンドランがかかっていて1塁ランナーが長躯ホームイン。更に1死3塁から9番武村の3ゴロで1点。愛産大三河が2点を先制。2-0
3回表、1死1塁から3番榊原がレフトで同点2ランホームラン。2-2
6回表、無死2,3塁から7番大村がタイムリー。西尾が勝ち越し。3-2
6回裏、2死2塁から7番坂井が1塁ゴロで内野安打に。この時オーバーランをしていた3塁ランナーを刺そうと投げたボールが逸れて、ランナーが生還。3-3の同点に。
8回裏、1死満塁から1番野澤の押し出し四球。ここでピッチャー交代、神谷峻。2番丸地のゲッツー崩れの間に1点。3番石原航のタイムリー。4番後藤の2点タイムリー3ベース。計5点で8-3
9回表、2死3塁から3番榊原がタイムリー。8-4。尚も2死満塁まで攻めるも6番廣瀬が倒れ試合終了。
愛産大三河が西三河地区優勝を果たしました。

総評

正直ヒット数が示す通り、西尾の方が愛産大三河を押している内容。西尾としては6回に勝ち越して尚も無死1,3塁のチャンスを活かせなかったのが痛かった。
大村投手は7回まで3失点。8回は疲れもあった気がします。ただ、四死球11はちょっと多すぎる。愛産大三河の拙攻に助けられた部分も大きかったので、やはり四死球は減らしたいところ。
最終回2死からヒットでつないで2死満塁まで粘ったのは良かったですね。試合前のノックもレベルが高かったですし、西三河地区で決勝まで残ったのもうなずけるチームでした。
愛産大三河はなかなかチャンスを活かせない攻撃が目立ち、流れ的には厳しかった。スクイズも2つ失敗していますし。8回にようやく地力を発揮しましたが・・・。
長打を打てる選手はそんなに多くない印象。いかにうまく点を取れるかがチームとしてカギになりそうです。
エラーも出ましたし、課題の見えた試合。県大会まで時間は少ないですけど、上手く見直して本番を迎えてほしいですね。

ピックアップ選手

西尾 榊原 英剛 内野手(2年)

3番セカンドで出場。3回には同点となる2ランホームランを放ち、小躍りしながらホームイン。9回にもタイムリーを放ちましたが、その打撃以上に、常に声を出してチームを鼓舞する姿勢が素晴らしかったです。守備でも難しい打球をさばくシーンもありましたし、小柄ですが目立つ選手。
こういう選手がいるのはチームにとって大きいな、と感じる好選手でした。

西尾 横山 晟也 外野手(2年)

2番レフトで出場。3安打の猛打賞で盗塁も2つ決めました。足が速く、打撃のセンスも感じる好選手。

西尾 廣瀬 行成 捕手(1年)

6番捕手で出場。打撃で3安打1犠打と素晴らしい活躍。リードでもややコントロールに苦しむ大村投手をうまくリードして、接戦に持ち込みました。

愛産大三河 坂井 裕太 外野手(2年)

7番センターで出場。3安打の猛打賞で、対応力の高さを感じる打撃が光りました。

愛産大三河 後藤 汰圭 内野手(2年)

4番ショートで出場。どちらかというとつなぐタイプの4番という感じでしたが、8回には左中間を破る2点タイムリー3ベースを放つ力も披露。

愛産大三河 石原 航河 内野手(2年)

3番サードで出場。2安打1四球、1犠打と仕事をしっかりとしました。8回には貴重なタイムリーを放つ。

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