三好-刈谷 観戦記(2023年秋季西三河地区1次予選)

8月19日に碧南臨海球場で行われた第2試合、三好-刈谷の観戦記です。
三好の岡田監督にとっては古巣と対戦。三好は1年生から出ていた選手たちがこの2年生。この世代は注目なので、どんな戦いをするか注目して観戦しました。

三好
200030000|5 H9 E3
100011000|3 H8 E1
刈谷

三好
渡辺(10)、岡田(1)-斉藤
刈谷
斉藤(1)、宮野(13)、川添(9)-渡辺

投手成績
三好
渡邊昂太 6回 96球 被安打7 四球2 三振2 失点3(自責点2)
岡田耀太(2年) 3回 50球 被安打1 四球2 三振2 失点0

刈谷
斎藤旺介(2年) 4回1/3 72球 被安打7 四球2 三振2 失点5

宮野友佑(2年) 1回2/3 10球 被安打0 四球0 三振0 失点0

川添翼 3回 35球 被安打2 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
三好
8黒木→9 4岡田(1)→1 5麻田 3榎並 7神谷 9丸山→8岩崎(18) 6安藤 2斉藤 1渡邊(10)→4石塚(14)
刈谷
4柴田 8高橋 2渡辺 3岩瀬 6熊野 9川添→1 7小林寛司 5鏡味→H藤田(16)→5加藤(15) 1斉藤→1宮野(13)→水野(17)→9

(試合経過)
1回表、2死1,2塁から5番神谷がタイムリー。6番丸山がタイムリー内野安打。三好が2点先制。2-0
1回裏、1番柴田が3ベース。2番高橋が犠牲フライ。2-1
5回表、無死1,2塁から2番岡田のバントで3塁への送球が逸れて2塁ランナーが生還。無死2,3塁から3番麻田が2点タイムリー2ベース。1死2塁でピッチャー交代、宮野。5-1
5回裏、2死1,2塁から1番柴田がタイムリー。5-2
6回裏、1死満塁から7番小林の遊ゴロエラーの間に1点。5-3
7回表、ピッチャー交代、川添。
7回裏、ピッチャー交代、岡田。
三好が逃げ切って県大会、全三河大会を決めました。

総評

三好は夏のメンバーからスタメンで3人抜けただけ。新チームでもほぼ同じメンバーで戦える強みがありますよね。
1回、5回と8回の3度のチャンスでしたが、そのうち2イニングで複数点取れたのが大きかった。1年生の頃から出ている選手も多く、試合経験を活かせてる印象ですね。
先発の渡辺投手は1年生ということで、まずまずの球威。更なる成長を期待したいです。
刈谷はチャンスの数では多かった印象。5回から8回は毎回チャンスでしたが、点を取った5回、6回でも更に追加点という場面でチャンスを活かせず。8回裏は相手にエラーが2つ出ての2死満塁でしたが・・・。
気になったのは初回に2死1,2塁から神谷選手のセンターへのタイムリーで間に合わないであろうタイミングでセンターが直接バックホームをしてバッターランナーを2塁にやったこと。結果的にこのランナーはホームに返らなかったものの、こういう一つのプレーで状況が変わったりするので、判断力というか、いかに次の塁を与えないかを考えてプレーしていってほしいですね。刈谷なら出来ると思いますし。

ピックアップ選手

三好 神谷 陽太 外野手(2年)

5番レフトで出場。2安打のマルチで1回にはタイムリーを放ちました。センター返しの打撃が特徴ですね。

三好 麻田 瑛太 内野手(1年)

3番サードで出場。5回に貴重な2点タイムリー2ベースを放ちました。1年生で中軸を任されています。

三好 渡邊 昂太 投手(1年)

先発して6回を3失点。120km半ばのまっすぐを投げて、ランナーを出しても落ち着いた投球が光りました。球にスローカーブも混ぜて緩急を使っていました。

刈谷 柴田 陽生 内野手(2年)

1番セカンドで出場。2安打のマルチで初回に3ベース。5回にはタイムリーを放ちました。4度出塁して1番として役割をしっかりと果たしていましたね。

刈谷 小林 寛司 外野手(2年)

7番レフトで出場。3安打の猛打賞で状態が良さそうでした。

刈谷 川添 翼 投手・外野手(2年)

6番ライトで出場。終盤7回からマウンドへ。MAX126kmをマーク。3イニングを2安打無失点と好リリーフを見せました。チームで一番勢いがある球を投げている感じで、こういう起用が増えそうです。

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