名市工-名経大市邨 観戦記(2019年秋季名古屋地区2次T)

8月26日に春日井球場で行われた第1試合、名市工-名経大市邨の観戦記です。
勝てば県大会が決まる大事な試合。初見のチーム同士なので、どんな試合を見せるかにも注目して観戦しました。

名市工
100100001|3 H8 E2
000020000|2 H8 E2
名経大市邨

投手成績
名市工
中川(10) 5回 被安打6 四死球2 三振0 失点2
川口(1) 4回 53球 被安打2 四球1 三振2 失点0
名経大市邨
玉木(1) 8回2/3 被安打8 四死球2 三振2 失点3
向井(10) 1/3 5球 被安打0 死球1 三振0 失点0

中川投手は右のオーバーハンド。細身でフォロースルー大きいフォーム。まっすぐは目測で120km半ばくらい。

川口投手は左のオーバーハンド。まっすぐは目測で120km弱くらい。安定感ある投球。

玉木投手は右のオーバーハンド。がっしりとした体格で、力のあるボールを投げます。目測で130kmくらい。バランスいいフォーム

向井投手は左のスリークォーター。インステップでクロスして投げ込むフォーム。ちょっと抜け球が多かった。

(出場選手)
名市工
4井垣 9林→H杉浦(13)→9堀場 8中島 2関戸 3谷口 6浅井 7石井 5吉田 1中川→1川口
名経大市邨
9稲垣 5尾関 2佐久間 7荒木→8→7→8 1玉木→7→1 3星野 6江良 8横田→H伊織(20)→8小園→1向井→H小出→8佐々木→7 4鳥居

(試合経過)
球場に入った時に2回裏、名経大市邨が攻撃中、名市工が1-0でリードしていました。
3回裏、2死から2番尾関の2ベースとエラーで2死3塁となるも3番が倒れ0点。
4回表、2死2塁から7番石井がタイムリー3ベース。2-0。
5回裏、1死から1番稲垣、2番尾関の連続2ベースで1点。3番佐久間のタイムリーで同点。尚も2死1,2塁からダブルスチールを仕掛けるもキャッチャーが冷静に3塁送球しアウト。同点止まり。
6回裏、6番星野の2ベースから送って1死3塁。ここで3塁ランナーがスタート切るもバッター外され、ホーム憤死。
8回表、2死3塁でピッチャー交代、向井。死球で2死1,3塁になるも5番谷口を2ゴロに抑えてピンチを脱出します。
8回裏、1死1,2塁から送って2死2,3塁とするも、代打小出が倒れ勝ち越しならず。
9回表、再び玉木がマウンドへ。1死1,2塁から9番川口がタイムリーを放ち、名市工が勝ち越し。3-2
川口が締めくくり、名市工が競り勝ち県大会進出を決めました。

単純に試合を見ていて選手の質は名経大市邨のが上かな、と思いました。それでも試合はやってみないと分からない。そういう意味で面白い試合でした。

名市工は4番の関戸選手が打つ方でもいい打撃を見せましたし、強肩で動きの良さも光りました。注目したい選手ですね。

タイプの違う投手の継投で、上手くしのいで、最後はエースが自らのバットで点を取って勝つ。これ以上ない形で勝利。予選ではたくさん点を取って勝ってきていますし、県大会でも力を発揮してほしいです。

名経大市邨はチャンスは確実に多かったんですけどね・・・。
5回、6回では采配が裏目に。上手く対応した名市工が見事だったとも言えますが。

玉木投手の力のあるボールも光りましたが、最終回は疲れもあった気がしますね。

尾関選手が長打2本の素晴らしいバッティング。後半は川口投手に上手くかわされた感じもありました。1点勝負で点を取るのは難しいってことですよね。

1次では巴戦を勝ち上がっての2次進出。県大会に行く力はあったと思います。春に勝ち上がれるように、ミスから流れを失った反省を踏まえて、頑張ってほしいですね。

名市工-名経大市邨 観戦記(2019年秋季名古屋地区2次T)” に対して2件のコメントがあります。

  1. JIRO より:

    2016年の秋名城のグランドでコウさんにお会いして以来です。
    いつも楽しく拝見させて頂いてます
    久しぶりに県大会にいくことができ嬉しいです。大まかな試合が多くやっと接戦をものにすることができました。観戦記ありがとうございました

    1. kou より:

      >JIROさん
      お声かけいただきありがとうございました。^^
      県大会おめでとうございます。

      こういう試合を取れると自信になりますよね。県大会でも頑張ってほしいですね。

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