東海学園大-愛知工業大 4回戦 観戦記(2021年春季愛知大学リーグ)

4月14日に春日井球場で行われた東学大-愛工大の4回戦の観戦記です。
雨天順延もあり、水曜日までもつれた今カード。この試合も延長までもつれました。

東学大
0000000002|2 H13 E3
0000000000|0 H7 E2
愛工大

東学大
山田-山本
愛工大
鈴木敦、小野、藤井、中村-田中

投手成績
東学大
山田 10回 131球 被安打7 四死球2 三振4 失点0

愛工大
鈴木敦 5回 76球 被安打6 四死球2 三振3 失点0
小野 1/3 9球 被安打2 四球1 三振0 失点0
藤井 1回2/3 18球 被安打0 四球0 三振3 失点0
中村 3回 45球 被安打5 四球0 三振4 失点2(自責点1)

(出場選手)
東学大
8清水唯 4坂口 3村口 9名古路 7榊原 D高辻→H吉田→H清水裕 6鈴木 5藤田→H宇山→5水野 2山本
愛工大
8後藤 9宮川 6清水 D駒澤→H尾藤→H鈴木秀 5谷川 2田中 7福山 3山本→R湯本→3深見 4白井

(試合経過)
2回裏、1死1,2塁のチャンスを活かせず。
3回裏、1死1,3塁のチャンスで4番駒澤を迎えるも得点ならず。
5回裏、1番後藤、2番宮川の連打で無死1,2塁。送って4番を迎えるも得点ならず。
6回裏、1死1,2塁でピッチャー交代、藤井。ここを三振、2ゴロに抑えてピンチを脱出。
8回裏、2死2塁から7番鈴木のヒット。2塁ランナーがホームを突くもタッチアウトに。
9回で得点ならず、延長戦へ。
10回表、1死2,3塁から代打清水裕が犠牲フライ。中継が乱れる間に2塁ランナーも生還。東学大が2点先制。
東学大が勝って、勝ち点を2としました。

短評

9回までお互いに残塁が10ずつ。チャンスをなかなか活かせない試合。ただ、東学大の山田投手がしり上がりに調子を上げ、6回以降はヒット2本。8回以降は完璧に抑えて勝利に導きました。
5回のピンチでの投球も見事でした。
打線は4番の名古路選手が5打数5安打。10回も無死1塁からチャンス拡大のヒット。4番の役割を果たしていましたね。
愛工大は5回までに大きなチャンスが3度。そこまでで何とかしたかった。投手陣は何とか踏ん張っていたんですが・・・。1年生が6回以降3人登板。今後のリーグ戦にも1年生がカギになってきそうです。
東学大はこれで勝ち点2。勝率で2位ですが、勝ち点では名城大に並びました。台風の目となっていますが、優勝争いも主役になってきそうですね。

ピックアップ選手

東学大 山田 恭輔 投手(享栄、3年)

アンダーハンドの特性を上手く活かした投球。5回裏のピンチでは2死2,3塁で高めを上手く使って内野フライに打ち取り、そこから流れに乗っていった印象。愛工大にしっかりとバッティングをさせなかった投球。この試合のMVPですね。

東学大 名古路 凌 外野手(常葉大菊川、4年)

5打数5安打と振ればヒットという感じ。右に左に打てるのが強み。

東学大 鈴木 暁斗 内野手(中部大第一、2年)

バントヒットを含めて2安打。8回にはあわやタイムリーというヒットでした。好調なので、10回には前のバッターで勝負という流れになった感じもありましたね。

愛工大 藤井 宗汰 投手(福井工大福井、1年)

6回表、1死1,2塁というピンチでマウンドに上がり、ぴしゃりと抑え、7回も三者凡退。投げっぷりの良さが光りました。

愛工大 宮川 怜 外野手(星城、1年)

2安打とこの日もマルチ安打。8回表には2死2塁からのライト前ヒットでホームへ好返球。アウトにして守備でも貢献しました。

愛工大 清水 颯大 内野手(北海道栄、3年)

3番ショートで出場。3打数2安打、1四球、1犠打。5回裏に無死1,2塁で回ってきた時に、送りバントを決めたのですが、もったいないな、と感じるくらい好調ですね。

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