中京大中京-東邦 観戦記(創立100周年記念 オール中京 オール東邦 野球大会)

11月23日にバンテリンドームナゴヤで行われた創立100周年の記念試合、中京大中京-東邦の観戦記です。

中京大中京
301010100|6 H8 E2
000000000|0 H3 E1
東邦

中京大中京
中井(1)、宮内(11)、平野(21)、飯島(10)-杉浦
東邦
片山(1)、宇佐美敦(11)、花田(18)、杉浦成(10)、高柳(2)-高柳、小林

投手成績
中京大中京
中井遥次郎 5回 59球 被安打2 四球0 三振6 失点0
宮内渉吾(1年) 2回 12球 被安打1 四球0 三振0 失点0
平野渚(2年) 1回 9球 被安打0 死球1 三振0 失点0
飯島健太(2年) 1回 10球 被安打0 四球0 三振1 失点0

東邦
片山恭 3回 51球 被安打5 死球1 三振2 失点4
宇佐美敦斗(2年) 16球 被安打0 四球0 三振2 失点0
花田悠希(2年) 1回 19球 被安打1 四死球2 三振0 失点1
杉浦成海 3回 37球 被安打2 四球0 三振4 失点1
高柳大治 1回 10球 被安打0 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
中京大中京
7村上→H花木(27)→7羽尻 9松山→4加藤 D岡部(13)→R井戸 8山田頼 2杉浦 5杉山→3→H仲(15)→3東 4神谷→H三宅(17)→9 3森下→5寺島→H酒井(18)→6飯田樹 6福田心→6萩坂→H檜垣(25)→5
東邦
6手島 4大島 9小西 2高柳→1 7三浦 3吉井 D野村→2小林 5朝日 8藤江

(試合経過)
1回表、1死1,2塁から4番山田頼が2点タイムリー2ベース。1死3塁から5番杉浦の犠牲フライ。中京大中京が3点を先制。3-0
3回表、1死満塁から5番杉浦が犠牲フライ。4-0
4回表、ピッチャー交代、宇佐美敦。
5回表、ピッチャー交代、花田。2死1,2塁から5番杉浦がタイムリー。5-0
6回表、ピッチャー交代、杉浦成。
6回裏、ピッチャー交代、宮内。
7回表、1死2塁から3番岡部がタイムリー。6-0
8回裏、ピッチャー交代、平野。
9回表、ピッチャー交代、高柳。
9回裏、ピッチャー交代、飯島。
中京大中京が快勝しました。

総評

中京大中京の強さが目立った試合。1番村上選手、3番岡部選手と1年生で起用されましたが、2人ともその期待に応えて複数安打を放って活躍。上位打線が上手くつながって着実に得点を重ねました。
先発の中井投手が5回を2安打、無四球で0点に抑え、2番手の宮内投手は145kmをマーク。球威のあるところを見せてくれました。そこから平野投手、飯島投手とつないで完封リレー。やはり地力が高いところを見せてくれました。
山田頼旺選手、杉浦選手は能力高いな、と感じましたし、来春改めてどう成長しているか見たくなりました。
東邦は杉浦成投手が143kmをマーク。3回を1失点と力を見せました。高柳捕手は最後マウンドにも上がって141km。2奪三振で非凡な才能を発揮。
ただ、打線はチャンスらしいチャンスは初回の2死1,3塁だけ。後は封じ込まれました。個人的にはこういう試合なので、東邦の野手がほぼ固定だったのはちょっと残念に感じました。

ピックアップ選手

中京大中京 村上 颯 外野手(1年)

1番レフトで出場。4打数3安打の猛打賞。速い球にもしっかりと対応する打撃能力が光ります。

中京大中京 岡部 純陽 選手(1年)

3番DHで出場。2安打1死球と活躍。しっかりとコンタクトする能力の高さが光る。

中京大中京 杉浦 正悦 捕手(2年)

5番捕手で出場。タイムリー1本に2犠飛。3打点の活躍でした。肩も強く、測ったセカスロは全て1.9秒台。盗塁もしっかりと刺して、この時も1.97秒。攻守で頼りになる選手。

中京大中京 中井 遥次郎 投手(2年)

先発して5回を2安打無失点。無四球というのがいいですね。ストライク先行も出来ていましたし、試合を作る能力は改めて高いな、と実感しました。

中京大中京 山田 頼旺 外野手(2年)

4番センターで出場。初回の2点タイムリー2ベースは打球の速さがさすがでした。そして遊ゴロでの1塁駆け抜けが4.29秒。右打者としてはかなりの速さを記録。やはり能力は高いですね。

東邦 杉浦 成海 投手(2年)

6回からマウンドへ。3イニングを2安打、1失点。奪三振4と力のある球を投げました。MAX143kmをマーク。フォームが元中日の浅尾投手のような雰囲気でした。落ちる球で三振を取っていた印象。

東邦 高柳 大治 捕手・投手(2年)

4番捕手で出場。4打数1安打。セカスロでは2秒を切るタイムも(1.97秒)。最後にマウンドに上がり、MAX141kmをマーク。三振も2つ奪い、やはり角度のある投球は武器になるな、と実感しました。

東邦 手島 慈元 内野手(2年)

1番ショートで出場。ノーヒットでしたが、1塁の駆け抜けが4.28秒、4.25秒とスピードがありました。足を武器に成長してほしいですね。

コメントを残す

関連記事を表示