東浦-誠信 観戦記(2021年秋季全尾張大会)

11月21日に阿久比球場で行われた全尾張大会の決勝戦、東浦-誠信の観戦記です。
東浦は現チームは初。知多では強豪になっています。どんな試合をするか注目して観戦しました。

東浦
000300000|3 H7 E1
30100000X|4 H5 E3
誠信

東浦
神谷(1)-山口
誠信
馬場(1)、水家(20)、市原(10)-大口

投手成績
東浦
神谷知宏 8回 134球 被安打5 四球4 三振9 失点4(自責点3)

誠信
馬場悠太(2年) 3回0/3 64球 被安打3 四球4 三振1 失点3

水家一晟(2年) 2回 22球 被安打0 四球1 三振0 失点0

市原匠悟 4回 61球 被安打4 四死球4 三振1 失点0

(出場選手)
東浦
8吉岡→H富山(13)→8杉山(16) 5加藤 9林 3榊原 4寺本 2山口 6夏目 1神谷 7成瀬
誠信
4鷲見 8宮内 2大口 5澤田 9細江 6太田 3伊藤 7兼松 1馬場→1水家(20)→1市原(10)

(試合経過)
1回裏、無死2,3塁から3番大口の2点タイムリー2ベース。2死3塁から6番太田がタイムリー。3-0
3回裏、2死2塁から7番伊藤の強い3ゴロを取れず、記録タイムリーエラー。4-0
4回表、無死1,2塁から8番神谷の送りバントをピッチャーの馬場が送球エラーで2塁ランナーが生還。ここでピッチャー交代、水家。無死2,3塁から9番成瀬のセーフティスクイズ成功。更にワイルドピッチで1点。4-3
8回表、2死満塁、9回表、1死満塁と東浦はチャンスを作るも得点ならず。
誠信が逃げ切り、全尾張大会優勝を飾りました。

総評

誠信は東浦の神谷投手の立ち上がりをうまくとらえて3点を先制。結果的にはこれが大きくものを言いました。
神谷投手は2回以降は立ち直って、3回の1点だけ。これも記録は内野のエラーでしたからね。三振9つ奪い、力投が目立ちました。昨年のチームからエースとして支える投手。上手い投球が光ります。
打線は13残塁。チャンスで後1本が出なかった。
誠信は馬場投手がやや指を気にしているようで、4回途中で降板。そこから水家投手、市原投手が1点差を良く守りましたね。
バックの守備が固く、ショートの太田選手を中心に良く守りました。
東浦にもファインプレーが出ていましたし、決勝戦にふさわしいしのぎ合いの試合だったように思います。
最後、守り切って誠信は勝ったところで、喜ぶ姿が。こういうのを見るのはやはりうれしいですね。

ピックアップ選手

東浦 神谷 知宏 投手(2年)

前のチームからエースとして活躍。この日も序盤に失点したものの、そこからしっかりと立ち直り完投。9つ三振を奪いました。
まっすぐは128㎞が測った範囲ではMAXでしたが、変化球と組み立てがうまく、空振り三振も多く奪っていました。

東浦 加藤 亜蓮 内野手(2年)

2番サードで出場。2安打、1四球、1犠打と活躍。8回の2死満塁で何とかしたかったですが・・・。

東浦 林 輝翔 外野手(2年)

3番ライトで出場。ライナーでいい当たりが多く、1安打2四球。アウトの2つも相手の好プレーやライナー正面というもので、打撃能力の高さを感じました。

誠信 太田 雄斗 内野手(2年)

打撃でも3点目のタイムリーを含む2安打とマルチ。それ以上に守備で好プレーが目立ちました。この試合の勝利の立役者ですね。

誠信 大口 日向 捕手(2年)

初回に先制の2点タイムリー。そして、3人の投手をリードして、終盤のピンチの連続もしのいだのが見事でした。

誠信 市原 匠悟 投手(1年)

6回からマウンドに上がり、1点差という状況で踏ん張り切った投球はお見事でした。まっすぐは120㎞半ばですが、スライダーとのコンビネーションでピンチをしのいだのはお見事。1年生でこういう経験をできたのは今後に活きそうです。

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