愛知教育大-中京大 2回戦 観戦記(2023年秋季東海地区準硬式大学リーグ戦)

9月29日にパロマ瑞穂球場で行われた第1試合、愛教大-中京大の観戦記です。
この秋に準硬式を見るのは初めて。愛教大は実習等でベストメンバーは組めなかったようです。

愛教大
0000010|1 H1 E3
0100061|8 H9 E2
中京大
(7回コールド)

愛教大
伊藤(42)、山本(22)、荒川(19)-佐藤
中京大
柳下(12)-牧

投手成績
愛教大
伊藤弘哲 5回0/3 88球 被安打4 四球7 三振0 失点5
山本海翔(岐山 3年) 2/3 20球 被安打3 死球1 三振0 失点2

荒川大凱(桜台 2年) 2/3 10球 被安打2 四球0 三振0 失点1

中京大
柳下祐希 7回 96球 被安打1 四球1 三振7 失点1(自責点0)

(出場選手)
愛教大
4宇都木(2) 8高村(9) 2佐藤(5) 9野田(50) 5山田(3) 6岡本(7) D岩田(48)→H山本直(41) 3林(25) 7吉田(8)
中京大
4石川(10) 5大石(9) D鈴木(23) 3羽切(41)→3河合(13) 8内田(4)→H柴山(21)→8 9山内(48) 7水野(3)→H松澤(34)→R富田(25)→7 2牧(35) 6林(45)

(試合経過)
2回裏、2死満塁から3番鈴木が押し出し四球。中京大が先制。1-0
6回表、2死3塁から1番宇都木のショートタイムリーエラーで1点。更に四球、内野安打で2死満塁とするも4番野田が三振に倒れ逆転ならず。1-1
6回裏、無死満塁から9番林がタイムリー。ここでピッチャー交代、山本。1番石川が2点タイムリー。1死満塁からタイムリーエラー。5番芝山の犠牲フライ。2死1,3塁から6番山内がタイムリー2ベース。2死満塁でピッチャー交代、荒川。この回6点取って中京大が勝ち越し。7-1
7回裏、1死2塁から2番大石がタイムリー。コールド成立となり中京大が勝ちました。

総評

中京大の柳下投手はここまで3試合投げて失点0。MAX138kmをマークするなど、130km中盤の球威を安定して投げていて、この日も被安打は1。失点もエラー絡みで自責点は0でした。4年生の道崎投手がプロ志望届を出す等、高い球威を誇っていましたが、引けを取らない投手ですね。来年注目したい投手です。
序盤からチャンスはあったものの、愛教大の伊藤投手も粘って5回まで押し出しの1失点。6回表には愛教大が追いついて意地を見せたのですが、6回裏に中京大がエラーや四球にもつけこんで伊藤投手、山本投手を攻めて6点。7回裏に2番の大石選手がタイムリーを放ちコールドで試合を決めました。
愛教大は本来の選手が何人か抜けていたそうで、それを考えると良く食らいついたかな、と。最下位となっていますが、何とか残り2試合で脱出を図りたいですね。
中京大はやはり地力が高いチーム。優勝争いは名城大との一騎打ちになりそうです。

ピックアップ選手

愛教大 佐藤 駿 捕手(桜台 1年)

3番捕手で出場。ヒットはラッキーな当たりでしたが、守備で盗塁を刺す等、本職ではないキャッチャーで奮闘しました。

愛教大 伊藤 弘哲 投手(豊田北 1年)

四球が多かったのは反省点ですが、5回まで1失点と好投。MAX132kmをマークしました。バント処理で2つ送球ミス。ここはしっかりと練習して修正したいですね。

愛教大 高村 呼史 外野手(一宮興道 2年)

2番センターで出場。2四球で出塁。4回にセンターオーバーの当たりを背走してスーパーキャッチ。本人曰く人生最高のプレーと言っていました^^;。

中京大 柳下 祐希 投手(新潟明訓 2年)

先発してMAX138kmをマーク。ここまでリーグ戦無失点で抑えてきましたが、この日も自責点は0。1安打に抑えて圧倒的な力を見せました。

中京大 林 幹博 内野手(桜丘 2年)

9番ショートで出場。2安打1犠打と上位につなぐ活躍。守備で好プレーもありました。

中京大 山内 健真 外野手(掛川西 2年)

6番ライトで出場。2安打1四球と活躍。盗塁も決めて足のあるところも見せました。

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