パナソニックデバイスSUNX-近藤産興 観戦記(2022年国体軟式野球愛知大会)

5月10日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第1試合、パナソニックデバイスSUNX-近藤産興の観戦記です。
新春に出てくるチーム同士がいきなりぶつかった開幕戦。0-0で進む試合となりました。

パナSUNX
000000000000|0 H7 E2
000000000001|1 H7 E0
近藤産興
(延長12回)

パナSUNX
福野(16)-赤野
近藤産興
中野(17)、可知(18)-倉田

投手成績
パナSUNX
福野佑亮 11回0/3 135球 被安打7 四球2 三振7 失点1(自責点0)

近藤産興
中野太貴 6回 71球 被安打3 四球0 三振3 失点0
可知洸 6回 62球 被安打4 四球0 三振4 失点0

(出場選手)
パナSUNX
2赤野(10) 7井戸(14) 8川良(9) 6柴山(2) 5東郷(13) 3西迫(29) 4朝野(3) 9木下(19) 1福野(16)
近藤産興
8上戸(1) 5余合(42)→H松前(55)→5森口(0) 6加藤(10) 4前田(4) 9平田(9) 7早川(8)→3 2倉田(27) 3吉田(26)→1可知(18) 1中野(17)→H竹馬(2)→7

(試合経過)
9回表、先頭の2番井戸が2ベース。3番川良のバントがフライになってバウンドしたものの2塁ランナーは進めず。結局2死3塁となるも5番東郷が三振に倒れ先制ならず。
延長戦に入ります。
10回裏、1死から6番早川が2ベース。申告敬遠のあと8番可知は遊ゴロで3塁がアウトに。9番竹馬が捕邪に倒れサヨナラならず。
12回裏、4番前田のライトへの当たりをエラーして、無死2塁。5番平田の2ゴロも逸らして無死1,3塁。6番早川の4球目にスクイズを成功させてサヨナラ勝ち。
近藤産興が勝ちました。

総評

パナソニックデバイスSUNXはこの日は監督を含めてベンチ入りが10人。厳しい人員での戦いでした。
それでも福野投手がテンポの良さ、コントロールの良さで近藤産興打線を抑えていきます。最後の12回のエラーでの出塁まで、一度も先頭を許さなかったのが素晴らしいですよね。
パナSUNXの最大の勝機は9回、先頭の井戸選手の2ベースのところ。ここでバントが決まっていれば・・・。惜しかった。
近藤産興はルーキーの中野投手が好投。無四球で6回を投げたのが良かったですね。
先頭バッターがほとんど出せず。そうなると足を使おうとしますが、盗塁で2度刺されて攻め手がなくなっていきました。
最後は相手のエラーから。サヨナラのスクイズはお見事でした。

ピックアップ選手

パナソニックデバイスSUNX 福野 佑亮 投手(羽島北-愛知大 35歳)

延長12回の最後まで投球。チーム事情的に交代は難しかったと思いますが、エラーさえなければまだ行けた気がします。
四球2個のうち1つは申告敬遠。コントロールの良さと先頭をしっかりと抑える投球で流れを渡しませんでした。

パナソニックデバイスSUNX 井戸 紀彰 外野手(南部-東海大 38歳)

2番レフトで出場。2本の2ベースとマルチを記録。第2打席にはセンターオーバーという当たりもあって、打撃好調でした。

パナソニックデバイスSUNX 東郷 将大 投手(小牧南-愛知大 5年目)

5番サードで出場。投手ですが、チーム事情から内野手。前回はセカンド。この日はサード。それを無難にこなす当たりはさすがです。
2ベースを含む2安打のマルチ。チャンスで1本出したかったですね。

近藤産興 早川 幸汰 外野手(享栄-中部大 2年目)

6番レフトで出場。途中から1塁に入りました。延長10回に2ベース。最後はきれいにスクイズを決めて勝利に貢献しました。

近藤産興 中野 太貴 投手(名市工芸-東海学園大 1年目)

先発で6回を無四球で無失点。パナSUNXが積極的に打ってきたのもありますが、ストライク先行で危なげない投球が光りました。

近藤産興 可知 洸 投手(岡崎城西-日福大 32歳)

7回からマウンドへ。エースとしてしっかりと抑えました。かなりのインステップから角度のある投球。9回のピンチを抑えたのが大きかったですね。

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