東京大-早稲田大 2回戦 観戦記(2020年秋季東京六大学リーグ)

10月12日に神宮球場で行われた第2試合、東京大-早稲田大の2回戦の観戦記です。
東大が最近の試合では善戦していると聞いていたので、どこまで食い下がるかに注目して観戦しました。

東大
000000000|0 H3 E1
00420200X|8 H8 E0
早稲田大

東大
西山、柳川、小宗、横山、奥野-大音
早稲田大
今西、西垣、吉野、柴田、徳山-岩本

投手成績
東大
西山 3回0/3 68球 被安打5 四球3 三振2 失点6
柳川 1回 20球 被安打0 四球2 三振0 失点0
小宗 2回 38球 被安打2 四死球3 三振2 失点2
横山 1回 24球 被安打0 四球1 三振2 失点0
奥野 1回 19球 被安打1 四球1 三振1 失点0

早稲田大
今西 3回 35球 被安打1 四球0 三振2 失点0
西垣 3回 46球 被安打0 死球2 三振7 失点0
吉野 1回 16球 被安打1 四球0 三振0 失点0
柴田 1回 29球 被安打1 四球1 三振3 失点0
徳山 1回 7球 被安打0 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
東大
4笠原 6早川 5石元 7岡 3武隈 2大音 9梅山 8中井→1小宗→H安田 1西山→8宮崎
早大
4金子→4橘内 5吉澤→5小西 7瀧澤→7福本 2岩本 7丸山 9野村 6熊田 8蛭間→8鈴木萌 1今西→H太田→H眞子

(試合経過)
3回裏、先頭の8番蛭間の2ベースから無死1,3塁とし、1番金子がタイムリー。更に2死満塁から5番丸山の走者一掃のタイムリー。早稲田大が4点先制。
4回表、ピッチャー交代、西垣。
4回裏、無死1塁から8番蛭間が逆方向のレフトへ2ランホームラン。6-0。ここでピッチャー交代、柳川。
5回裏、ピッチャー交代、小宗。
6回裏、2死2,3塁から6番野村の2点タイムリー。8-0
7回表、ピッチャー交代、吉野。
7回裏、ピッチャー交代、横山。
8回表、ピッチャー交代、柴田。
8回表、ヒット、四球にワイルドピッチがあり、1死2,3塁のチャンスでしたが、2番早川、3番石元が連続三振で得点ならず。
8回裏、ピッチャー交代、奥野。
9回表、ピッチャー交代、徳山。
早稲田大が快勝しました。

(短評)

東大は初回に1死から早川選手がヒットで出て2死2塁のチャンスを作るも。4番岡選手が倒れ先制ならず。それ以降は防戦一方となりました。
2遊間、笠原選手、早川選手の攻守でなんとかしのぐ展開でしたが、いかんせん四死球が多く(10個)、その分失点がかさんでしまいました。ある程度打たれるのはしょうがない。やはり四死球はもったいないので、そこを何とかバッターと勝負していきたいですね。
それでもピンチをしのいで出来る限りのプレーはしていたように思います。
早稲田大は3回に4点取ったところで余裕の試合運び。ただ、チャンスを活かせない場面も多く、そこは課題。
思ったよりは打てていないので、この後の戦いにやや不安も感じる。
守備はしっかりとしていますし、投手を中心にしっかりと守ってチャンスでしっかりと点を取る。そして競り勝つ野球で勝っていきたいですね。

ピックアップ選手

東京大 笠原 健吾 内野手(湘南、4年)

2塁で主将。攻守で何度もチームを救う。東邦ガスの先輩、飯田選手を彷彿とさせるプレーヤーでした。

東京大 早川 怜志 内野手(菊里、4年)

1打席目できれいなクリーンヒット。ただ、8回のチャンスで何とかしたかった。守備でもいい動きを見せていました。

東京大 横山 優一郎 投手(四日市、4年)

1回を2奪三振。四球がありましたが、しっかりと0を作ったのは見事でした。やや変則フォームが武器。

早稲田大 蛭間 拓哉 外野手(浦和学院、2年)

逆方向への長打2本は見事。ホームランは見事な技術でした。

早稲田大 西垣 雅矢 投手(報徳学園、3年)

2番手で登板し3回で7奪三振。テンポのいいピッチングで東大打線をしっかりと抑えました。

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